『なぜ日本は尖閣沖油田を開発していないのか?』書影
ACADEMIC / 学術・研究

宮地英敏・思索の旅―沖縄本土復帰編

なぜ日本は尖閣沖油田を開発していないのか?

著者/宮地 英敏

尖閣沖に巨大油田があると騒がれた時代。
沖縄返還前後の資料から、開発計画が止まった理由を追う。

FORMAT / EDITION
POD版
1,606円(税込) 224ページ
ISBN 9784910805184
電子書籍
600円+税
ABOUT THE BOOK

書籍内容

尖閣諸島。1960年代から1970年代初頭にかけて、巨大な海底油田があると大騒動が起きていた。しかし日本は、これまで尖閣沖の開発をしていない。なぜだろうか。

従来、石油をめぐって台湾と中国が尖閣領有を宣言し、そこへの外交的な配慮がされたといわれてきた。ところが実は、本土復帰を前にした沖縄では、台湾や中国など気にせず、油田・ガス田開発を計画していた。佐藤栄作政権の合意も取りつけていた。

その計画とは? そして、なぜ計画はストップしたのか? 琉球政府、鉱業権者、地元財界、通産省、台湾、中国、石油メジャー、親台派、親中派らが交錯する、沖縄を舞台にした思索の旅。経済史の視点から尖閣沖油田を考察した、その先にあったものは何か!?

AUTHOR

著者紹介

宮地 英敏 (みやち・ひでとし)

1974年、岐阜県出身。東京大学文学部、同大学院経済学研究科、同助手を経て、現在は九州大学記録資料館准教授。専門は日本経済史。主な著作に『近代日本の陶磁器業』名古屋大学出版会、『軍港都市史研究5 佐世保編』清文堂出版(共著)など。(刊行時現在)