「毒」がなくてはつまらない  「蜜」がなくては諭しめない  「骨」がなくては意味がない

●PCR検査拡大を遅らせたのはだれだったのか
●なぜ「陰性証明」 が論点になったのか
●どうして医療関係者の安全は守られないのか
●このままでは感染爆発で、また感染者や死亡者が急増しないか
●この国の対策は果たして大丈夫だろうか

知られざる複雑な関係が見えてきた
この国のPCR検査論争を検証し、問題点と対策を探る1冊。

 すでに2月中旬から、他国の「徹底検査」、「徹底隔離」、「徹底した感染症対策」が伝えられるなかで、水際対策に失敗し、検査体制も追いつかなかった日本は、疫学調査を主体とした独自の対策を行ってきた。
 「検査拡大」を主張する人と、それに反対する人の大論争が繰り広げられる一方で、舞台裏では、マスコミが報じない複雑なことが起こっていた。
 これまで指摘されなかった問題点を明らかにする。

[目次]

第1話 ジレンマ

・この騒ぎが教えてくれること
 ・「新たな日常をつくり上げる」って何だ?
・水際対策の失敗と楽観視を振り返ってみよう

第2話 感染地帯

・北九州市では何が起こっていたのか
・安全を売る、安全を買うという発想
・日本の疫学調査というのは大丈夫か?
・スペシャリストに教えてほしいこと

第3話 医療界とメディア

・見えにくい複雑な医療界の問題
 ・「共同声明に物申す」という元厚生官僚の呼びかけ
 ・「幼子の親への『ねだり』と大して変わらない」とは?
 ・「PCR検査せよと叫ぶ人」という表現のテクニックとは
・印象は、どうやって形成されるか
・陰謀論は、どのように検証されるべきか
・NHKが越えてはならない一線を越えた
・メディアは見えない疫病を可視化してくれる

 2017年7月16日発売

「PCR検査を巡る攻防」
 ー 見えざるウイルスと、見えざる戦い

 全国主要書店および
 主要インターネット書店発売

・価格: 1,200円 +税
・頁数:160ページ
・判型: 四六判
・ISBN:978-4903722801
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楽天Books→
紀伊國屋書店→


木村浩一郎写真
[著者]
木村浩一郎(きむら・こういちろう) 1961年福岡県生まれ。 リーダーズノート出版代表、リーダーズノート編集部編集長。編集者、ライター。出版社、プロダクションを経て現職。
 

[お知らせ]

『PCR検査を巡る攻防』は、「3話」以下の掲載期間(2週間)が終了しました。
ご意見、ご感想をお寄せ頂き、有難うございました。

・『PCR検査を巡る攻防』の1話を試し読みする(ここ
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・他のOPINION を見る(ここ

[書 評]

【2020/08/01】『PCR検査を巡る攻防-見えざるウイルスの見えざる戦い』に関係する記事『まったく足りないPCR検査 Go Toより医療支援に回せ』が、「月刊ベルダ」2020年8月号(No.304)に掲載されました。(ここ

【2020/07/31】『PCR検査を巡る攻防-見えざるウイルスの見えざる戦い』の書評が、「JCAST デイリーBOOKウォッチ」に掲載されました。(ここ
この書評は、LINEニュース/エキサイト/ライブドア/ニコニコニュース/ノアドット/スマートニュース/グノシー/NTTdocomoマイデイズにも配信されました。

【2020/07/30】『PCR検査を巡る攻防-見えざるウイルスの見えざる戦い』が2刷となりました。

【2020/07/24】『PCR検査を巡る攻防-見えざるウイルスの見えざる戦い』の書評がアクセスジャーナルに掲載されました。(ここ

【2020/07/17】『PCR検査を巡る攻防-見えざるウイルスの見えざる戦い』の発売が、「週刊金曜日」の編集長コラム・編集後記/「週刊金曜日」 メールニュース等に掲載されました。

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