「毒」がなくてはつまらない  「蜜」がなくては諭しめない  「骨」がなくては意味がない
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない
LEADERS NOTE
「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない

【2013年11月13日】日刊ゲンダイ 書評掲載


日本では100万人にも及ぶうつ病患者。一方で、副作用が少なくない抗うつ薬の大量投与などが深刻化している。本書では、これらの問題に言及しながら、薬を必要としない最新の治療法を解説していく。 アメリカでは4年以上の治療実績を持つのが、TMS(経頭蓋磁気刺激治療)である。専門の治療機器を用いて照射される磁気が、頭蓋骨を通り抜け、脳の神経回路を伝い、脳の背外側前頭前野という部位を37分間刺激するというものだ。アメリカでは1万人以上がTMSを受けており、大きな副作用は報告されておらず、約6割のうつ病患者に効果が見られているという。 その他、光トポグラフィーや認知行動療法などについて、日本での治療実績を紹介する。


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「毒」がなくては詰まらない 「蜜」がなくては愉しめない 「骨」がなくては意味がない